同棲を決めたあなたに!準備から物件契約までの流れと注意点

不動産

「よし、同棲をするぞ!と二人で決めたけれど、何から手を付ければいいの?」
「同棲するのに準備って必要なの?」
「お部屋探しっていつから?どこの不動産屋さんに行けばいいの?」

などいろんな疑問が出てくると思います。

そこで、今回は同棲してから結婚した賃貸のプロ、ぜろぬこが丁寧に解説をいたします!

この記事を読むと同棲するときの準備から物件契約までの流れと注意点が分かるようになります。

ぜひ参考にして、お二人で住むお部屋をスムーズに見つけてください!

同棲は準備が命!準備すべき5つのこと

勢いで同棲をするよりも準備をして同棲をする方が後悔する度合いが低くなります。

新たにお部屋を見つけて住むにはそれなりのお金が必要になりますし、時間も費やすことになります。

ですので、せっかく楽しい同棲生活を夢見ていたのに、数か月で崩れてしまうことがないよう、しっかり準備をしておくことが大切になります。

「同棲は準備が命」です!

同棲するための必要な貯金額

→2人でだいたい120万円前後(初めて引越しの場合)

えっ結構かかる!と思った方も多いのではないでしょうか。
でも何も1人で負担することはないですよ!
ボーナスが出る頃に照準を当てて引っ越しをされる方もいらっしゃいます。

賃貸物件の契約費用(初期費用)→約50万円(家賃約10万円の場合)

必ず必要になる費用です。

【内訳】物件によります!あくまで一例
礼金、敷金(それぞれ家賃の1か月分)
火災保険料(1.5~2万円(2年分))
保証会社保証料(総家賃の30~100% 平均50%)
鍵交換代(2.2万円~)
仲介手数料(家賃の0.55か月分)
前家賃(家賃+共益費1か月分)

他にも物件によっては消毒代やクリーニング代がかかる場合もあります。

だいたい家賃の5~6か月分が必要だと言われています。

お二人で住む間取りで一番多いのが1LDKで家賃相場が10万円ですので、だいたい約50万円ほどになります。

敷金・礼金ゼロ物件、仲介手数料ゼロのところもありますので、その場合は初期費用をかなりおさえることができますね。

初期費用のことや、初期費用を抑えるコツについてはこちらも併せてお読みください!

家具・家電の購入費用→約50万円

同棲するにあたって新たに買うものってありますよね。
例えば、ダブルベッド、大きめの冷蔵庫など。

また人気の1LDKはエアコンがリビングにしかなく、寝室についていない場合が多いため、エアコンを購入する必要が出てきます。

一人暮らしの時では十分足りていたし、無くても困らなかったけれど、二人になると必要になるよね、という家具や家電が出てきたりします。

色々そろえたくなりますが、一気に買わずに必要最低限のものだけを買って、あとで買い足していく方が最初の負担は軽いです。

どちらかが使っていたものを使う、中古を買うなど、費用を抑えることは難しくなさそうですね。

引越し費用→約6~7万円

距離や荷物の量、時期によっても変動します。
引越し先が決まったら早めに見積もりをとるのがオススメです。

初月の生活費→約32~33万円

総務省統計局「家計調査 家計収支編」(2020年)によれば、
二人世帯の平均的な生活費は、
家賃などの住居費を除くと約22~23万円
1LDKで家賃相場10万円とすると32~33万円
ほどかかります。

初月の生活費を除いた場合はだいたい、120万円前後となります。

結構な金額ですよね。
もちろん下げる方法はあり、あくまでの目安ですが、無いよりあったほうがいいですよね、貯金。
ぜひがんばって、お二人で貯めましょう!
そこまでかからなかったという人もいるけれど、参考にしてください。

将来のプランを描く(9割の人がやっていない?!)

なぜ今回同棲することになったのでしょうか?

多い答えとしては、

・結婚を前提に価値観やライフスタイルを確認するため
(起きる時間、寝る時間、休日の過ごし方など)

・結婚式や新婚旅行のために貯金をしたい

目的は結婚の準備という人が多いです。

しかし、

・いつまで同棲生活を続けるのか
・いつ結婚して、いつ子供を産むのか
・ここにだいたい何年住むか
・子どもが生まれても住み続けるのか
・マイホームを購入するのか

将来のプランから逆算して考えるのがベターです!

場合によって物件の条件を変える必要があります。

例えば、マイホーム購入を考えている場合は、家賃を抑えて貯金して、頭金を作るほうがいいので、家賃を抑えるというのを優先順位にして物件を選びます。

また、子どもが増えても住み続けるならば初期費用が少しは高くても2LDK以上を選ぶ方がいいですね。
こういうことが、物件選びの際にものすごく重要になってきます。

これ、意外と話し合っていないカップルが多いんです。

感情が高ぶっていると「まずは一緒に住む」ことだけに目がいってしまって、将来プランを立てるのをおろそかにしがちです。

でも行き当たりばったりではなく、将来のことまで決めておくとお互いに安心感が芽生えますよ!

同棲生活のルール決め(注意点あり!)

最低限これだけは!
というものだけにしておきましょう。

注意点

たくさんルール決めをしないこと!

人間って、ルールを守っていることには特段何も感じないのに、ルールを守らなかったことはすごく覚えているし、いらだちが超ハンパない!

それで喧嘩になること多々あります。

ですので、

  • 家賃・生活費の負担割合
  • 家事の分担

細かく決めるのではなく、最初のうちはざくっとで構いません!
生活に慣れてきてから色々決めていくとよいでしょう。

それぞれの価値観や育ってきた環境が違う、というのを忘れてはいけませんよ!

でも何度も言いますが、細かい・量が多いルール作りはやめましょうね!(経験者は語る)

お互いの親へのあいさつ(連帯保証人になって!というのを忘れないで)

賃貸物件を契約するうえで親御さんにあいさつに行くべき理由があるんです!

その理由とは?

賃貸物件の契約には連帯保証人が必要になるパターンが多いのです。
ですので、同棲のあいさつとともに親御さんに連帯保証人になってもらうことも伝えましょう。

そもそも連帯保証人とは契約者が家賃滞納や問題を起こした時に責任を負う人のことです。
契約者の三親等以内で仕事をしている人が連帯保証人になることができます。

連帯保証人が契約時に行うことは契約書への記入押印。
そして、必要書類として印鑑証明書。
親御さんとの関係性が良ければ、同棲のお祝いがもらえるかもしれませんね。

初期費用の補助、家具・家電のプレゼントなど、親御さんが同棲をサポートしてくれたというお話をよく耳にします。

それが目的ではありませんが、不動産屋の立場からも、きちんと親御さんから了承を得ているカップルは信頼できます。

連帯保証人なしになると選べる物件が減るのできちんと言っておきましょうね。

入居審査に通らなければ話が進まない

月々まとまった収入がなければ賃貸物件の入居審査が通らないんです。

働いていることが必須要件。
学生さんの場合は親御さん名義で契約することになります。
転職予定の人は内定通知書があればOKです!
詳しくは次の項目⑥で説明します。

物件契約までの流れと注意点

同棲の準備をし始めてから物件契約までの大まかな流れは次のとおりです。

①条件を決める→②賃貸物件検索ポータルサイトで物件を探す→③不動産屋さんに問い合わせ・訪問→④内見→⑤申込→⑥審査→⑦契約→⑧家賃発生→⑨入居

今回は①~⑦までの流れと注意点を説明します。

条件を決める(絶対はずせない条件5選とは?)

注意点

条件は必ず明確にしましょう。

【絶対はずせない!決めておくべき条件5選】
①エリア②間取り③家賃の上限④入居日⑤こだわり

この話し合いで、お互いの意見がぶつかり合うことも出てきます。
が、慌てないで!この条件のすり合わせで困らないために、この記事も参考にしてください。

賃貸物件検索ポータルサイトで物件を探す(どのサイトで?)

参考にすべきにポータルサイトの媒体は、

SUUMO、HOME’S、athome

検索できる物件数が多く、検索機能が使いやすいです。

注意点

すでに募集が終了した物件なのに、掲載されたままになっている!

たまにこういう事態にあってしまいます。
削除し忘れや、チェックするタイミングによって掲載されたままのところもありますので、良さそうな物件が出てきたらすぐに不動産屋さんに問い合わせましょう。

なかには故意に値段を下げて掲載しているところもあったりしますので!
かしこの3大ポータルサイトは早くから誇大広告やおとり広告対策に取り組んでいます。

☆TikToK

いま、不動産屋さんで流行っているのがTikTokでの集客です。
ユーザーからは、
・動画がどこでも見ることができるため、イメージしやすい
・案内してくれる担当の方が分かる
・不動産屋さんの雰囲気が分かる
ということで、今人気なんです。

でも、検索機能がなく、希望エリアの物件を見ることができないため、家賃相場など詳細がわかりにくい!

いいな、これ!という物件があれば保存しておいて、不動産屋さんに見せるといいですよ。

不動産屋さんに問い合わせ・訪問(いついくの?不動産屋さんの選び方は?)

内見したい物件が決まったら、問い合わせをして不動産屋さんに行きましょう!

注意点

実は不動産屋さんに行くベストタイミングがあります。
早すぎても遅すぎても物件探しが上手くいきません!

ベストタイミングは…入居予定日の1~2ヶ月前に不動産屋さんに行く!

なぜならば、申し込みから入居まで最大1ヶ月程度しかお部屋止めができないためです。
中には申し込んで1週間後に家賃発生という家主さんもいらっしゃいます。
家主さんもいち早く空室を解消したいので、1ヶ月以上お部屋を止めると言うことはほとんどできません。

ただし、新築物件ではそういうことはありません。
内見ができない代わりに申込は早い段階でできます。

どこの不動産屋さんに行けばいいの?
→どこでもOK。

不動産業者のみが見ることのできるサイトを使ってお部屋探しをするので、どこの不動産屋に行ってもたいてい同じ物件が出てきます。

しいて言うならば希望のエリアの不動産屋に行くのがオススメです。
【理由】
✔そのエリアに詳しい!
✔そのエリアの不動産屋さんのみ扱える物件が中にはあるかも(専任物件、自社管理物件)しれません!

でもそれって本当にいい物件かどうかはわからないです…。
そればっかりすすめてくるなら要注意です!

では何で選べばいいのか?→担当するスタッフさんで選ぶ!

重視すべきはどこで借りるかではなく、誰から借りるか、つまり良い担当スタッフを付けることが大事なのです。

そこでどうやって見つけるのか?→知り合いがいればそれがベスト!

良い担当スタッフの見つけ方は?→知り合いがベター!

知り合いに不動産屋がいる場合は知り合いを担当にするのがオススメです。
知り合いがいない場合は問い合わせたときの対応や訪問した時の接客態度で判断しましょう。

そこで対応をみて、「良い担当スタッフ」の基準を満たしているかどうか判断してください。

【判断基準】
・ヒアリングを丁寧にしてくれる
・物件について細かく説明してくれる
・「~だと思います。」ではなく、「確認してからご連絡いたします。」
・連絡がマメ

担当に当たったスタッフさんを理想の家を見つけるパートナーという認識で接してくださいね。

注意点

めちゃいい担当スタッフに出会えたとしても、理想の物件がないこともあります。

いい物件との出会いはタイミングが大きく関係します。
ですが、条件や時期を変更させるなど、担当スタッフと協力して理想の物件を見つけていきましょう。

そうすれば、きっといい物件が出てくるでしょう。
こちらを参考にしてくださいね!

内見(見すぎも見なさすぎもダメ!)

いいなと思った物件を見つけたらすぐに内見に行きましょう。

内見する部屋の数は一日に最大三つがおすすめです。

一日に三物件以上見に行くと疲れてしまい決められなくなるのでおすすめしません。

見に行った物件が気に入らなければ、落ち着いて条件を見直すなどしてから日を改めてのぞみましょう。

失敗しない内見のコツはこちらをご覧ください。

申込時の注意点(NG行為あり!)

どの物件にしようか、一日以上時間を掛けるのはNG!

その間に物件はほかの人に取られてしまいます。

条件を変えたらもっといいのがあるのにな~などと思って迷うことが多いですよね。

ですが、まずはその日に見た物件の中で決断するようにしてみてください。

物件を決める際、

✔親に相談しようかな?
✔家具のサイズを確認しておこうかな?

と慎重になることも多いと思います。

そんなときは物件をいったん仮止めしてもらいましょう。

注意点として仮止めは1日~ 2日ぐらいしかできません。

手付け金が必要な業者には注意。
仮止めに手付け金は基本的には必要ありません。

入居審査(避けて通れない道)

毎月の家賃を支払う能力があるか?個人情報をもとに審査があります。

正社員であれば、基本的に審査はほぼ通るのでご安心ください。

✔審査が通りにくい人→無職。学生。親名義であれば部屋を借りることができる、ということが多いです。
✔個人事業主→確定申告していなければ難しいですね。
✔節税で所得を減らしている等、所得額が低すぎる→難しいです。
✔過去に家賃を滞納した履歴がある人→これは一発アウトが多いです。審査会社で共有されます。

申込時に住所から職業年収まで個人情報を提出する、ということをご理解くださいね!

契約(必ずチェックしてほしいことがあります!)

審査が通ればあとは契約です。

契約書についてこれを必ずチェックしてほしいことがあります!

知らないとやばい!これしないとまずいです!

必ずチェックしてね!
  • 退去する際はいつまでに言わないといけないのか。
    1か月が多いけれど、2か月前というのもあります。
    そして月の途中で退去しても住むときのように日割り計算してもらえないのがほとんどです。
    2か月前なら日割りもあったりしますが、物件によってまちまちなので、確認しましょうね
  • 短期違約金はいくらか?
    1年以内に退去する場合は家賃の1か月分を支払ってね、というところが多いです。
  • 退去時のクリーニング代はいくら?
    部屋の広さ、地域によって変わりますが、1LDKでは相場は3~4万円。
    最初に払う場合もあります。
    最初に払っているのに退去の時にクリーニング代を請求してきたら、きちんと言ってね。
    ただし、自らが壊した、汚したものは請求される場合もありますね。

まとめ

以上、準備と物件契約までの流れをご説明いたしました。

とはいえ、実際に同棲をしてみてやっぱり結婚できない、となるケースもあります。

それは仕方ないです。
お互いのためにも解消しましょう。

そこで問題になってくるのが、家具家電をどうするのか、退去費をどうするのかの2点。

同棲して1年未満の場合は短期違約金が発生する可能性が高いので、契約時に確認しましょう。

これから一緒に住むのに別れた場合どうするのかを確認することは気が引ける、不謹慎ですが、冗談半分で話し合っておくのもありですね。

退去時にはクリーニング代もかかります。それも確認しましょう。

スタートしてから後悔しないように!
逆に2人で過ごすことによりストレスが増えたというのは意味がありません。

予め準備してスタートすると失敗しにくいし修正がききます。
大変かもしれませんが同時に楽しく幸せなことでもあります!

そして、物件を選ぶ際の条件を決めるときは責任を持って!

自分たちが住む大事なおうち責任を持って条件を決めていきましょう。
不動産屋さんは理想のお家を一緒に見つけるパートナーとして認識してください。
その上で相談するのがお勧めです。

不動産屋さんをうまく頼りながら理想の条件を見つけてください。

プロフィール


 

zeronuko(ゼロヌコ)

◆50代二児のママ
◆大阪市在住
◆27年勤めた会社を辞め令和1年不動産会社AnzRealEstateを設立。
起業、子育て、人間関係等過去の経験からお役立ち情報を発信します。
◆宅地建物取引士、AFP、二級ファイナンシャル・プランニング技能士、一種証券外務員資格、年金アドバイザー3級、生命保険募集人資格、損害賠償保険募集人資格、心理士、ライフスタイルテラピスト

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