デキる社長がやっている1つのこと|女性起業家に必要な知識とは?

起業女子の仕事

私がお会いしたデキる女性社長にはこの知識がありました!
それは何でしょう。
経営?会計?
それは簿記の知識です!
1人社長、小資本の会社ならば必要な知識!
比較的人数の多い会社であるならば会計専門の、経理ができる人に任せればよいのですが、最初はスモールスタートしますよね。
それならばやはり社長も会計、簿記の知識は必要になります。
知っていて損することはありません!
転職市場の中でも企業が求めている人材は「簿記資格を持っている人」。
小さな会社のトップの座についている人が全くその知識がないのはこれから働こうとする人からちょっと引かれてしまいかねません。
「さすが社長、数字に強い!」と思われるために、今回はなぜ社長には簿記の知識が必要なのか、そして一番難易度が低い簿記3級に合格するためのおすすめの勉強法をご紹介します。
わずか2か月・本1冊・独学で3級に合格した当時49歳のzeronukoがまとめました!

なぜ簿記の知識が必要なのか

当然のことながら社長というのはその会社を経営する最高責任者です。
社長は自分の会社が儲かっているのか危ないのかを把握し、経営戦略を立て、判断をしていかなければなりません。

簿記のメリットとは?
  • 自分の会社の経営状態がわかる
  • 自分の会社の収益性がわかる
  • 日経新聞などの理解が深まる
  • 株式投資、不動産投資に役立つ
  • 取引先の経営状態を分析できる
  • 減価償却の概念が理解できたり、銀行融資で有利に交渉を進められたり、本当の自分の資産を正しく把握することができる
  • 家計管理にも強くなれる

また、実際私が簿記3級を取って感じたメリットは、次のとおりです。

  • 帳簿のつけ方、税金についての理解が早くなった
  • 数値管理、会社の中身がわかるようになった

世の中に簿記を使っていない会社はありません。
前世界共通です。

長年人材育成の仕事に携わっていたので、会計の知識は全くありませんでしたが、このようなメリットを感じました。

おすすめの勉強法

学習テキストと過去問がセットになった本をおすすめします。
テキストと問題集と2冊買うよりお得です。
私が本屋さんに行って選んだのはこちら。
イラストがあって、とっつきやすいと思ったからです。

これをひたすらインプットとアウトプットを繰り返すのです。
満点を取らなくていいです。
8割程度の理解で十分!
演習問題と過去問を繰り返し。
ほかの本も見たくなりますが、1冊のみ集中。
これだけで3級ならば合格できます!

※実際私が勉強したテキスト+問題集1冊

分かりやすくするためにインデックスも付けました!

「数学は苦手だ」という人もいるでしょう。
でも難しい数学は使わないのです。
足し算、引き算だけですし、本番は電卓使うことができます!

【補足】

簿記試験では会社のあらゆる取引が出ます。
小切手、約束手形、当座預金など…。
でもこれって実際で使うことはあまりないですよね。
実際に使えなかったとしても、知識として身につけることは無駄ではないと考えます。

そして実務では、多くは便利な会計ソフトを利用しますが、簿記の知識が身についているならば
マネーフォワード クラウド会計」をおすすめします!

出典:「MoneyForwardクラウド」

仕分けは自動でしてもらえるから楽ちんです。
そこで簿記の知識が身についているとマネーフォワードの仕組みが理解できるのです。
自動で仕分けとはいえ、一つひとつ項目をチェックする必要があります。
「これってどの勘定科目になるんだっけ?どちらが貸し方で借り方?」という疑問も知識があれば解決できます。

でも決して経理のプロになる必要はありません。
なんとなく帳簿ができればよいのです。

なお、確定申告もマネーフォワードで簡単にできます。

いつから勉強するのか

できれば会社を始める前の段階で勉強するのがおすすめです。

簿記3級の勉強をする時間がないという方に

「社長は簿記の資格は要らない!」という記事がたくさんあります。
確かにおっしゃることは理解できますが、簿記の資格を取れる時間があるのならば、ぜひ取っていただきたいです。
でも「そんな時間はない!」という方は最低でもこのことは理解しておいてください!

会社に現金、借金がいくらあるのかという財産の状況
会社がいくら使っていくら儲けていくら損したかという利益や損失の状況を把握することです。
ちゃんと毎月儲かっていますか?
儲かっていなければ、人件費が高いのか、仕入れ高が高かったのか在庫がさっぱり回転しなかったのかなぜ、なぜを追求し、現金があるかどうかをちゃんと把握しましょう。
入金の把握も重要ですが、支払いがちゃんとできるかどうか。
支払いができないのは非常にルーズな会社というイメージが付き、信用問題になります。

数字の知識はここからここまで身につければOKというものはありません。

最低限身につけていなければならないというものがありますが、言い換えれば最低限の知識を身につければよいのです。
それが、今どれぐらいお金が残っているのか、ということですね。

そして、次に大事なのが、数字をベースに経営判断をしたり意思決定をしたり、経営の戦略を練るということです。

毎月、前年対比を見て検討すること!
正確な試算表はいりません。
マネーフォワードなどで毎日仕分け入力をして(毎日じゃなくてもいいですが、たまるとあれ?これ、何のお金だっけ?と思いだすのに時間がかかるので)、翌月の10日ぐらいに先月はどうだったのか概算でもいいのできちっと見ましょう。

社長は数字に強いほうがいい!

もちろん数字が全てではありませんが、数字に強いほうがビジネスは成長拡大しやすいし、失敗しづらいですね。

私の周りの社長もそうです。
税理士に任せっぱなしではありませんね。

では、いったい会社運営の目的は何?

それは会社の状況を把握してちゃんと会社にお金が残るようにすることが目的です。

自動経理のクラウド会計などを導入した場合でも、わかりやすく経理・税務・経営について教えてくれる税理士さんと協力していきましょう。

数字を見る目的を忘れないことです。

なぜ数字を見るのか…それは、今後の経営判断のため、戦略のため、決断するためです。
ですので、誤った判断をしないためにも数字に強い社長になりましょう!

ということで、できれば起業前に簿記を勉強し、数字に強くなることが重要なのですが、起業すると色々やりたいこと、やらなければならないことがたくさん現れてきます!
手続き以外のやることリストを作成していますので、こちらの記事も参考にしてくださいね!

プロフィール


 

zeronuko(ゼロヌコ)

◆50代二児のママ
◆大阪市在住
◆27年勤めた会社を辞め令和1年不動産会社AnzRealEstateを設立。
起業、子育て、人間関係等過去の経験からお役立ち情報を発信します。
◆宅地建物取引士、AFP、二級ファイナンシャル・プランニング技能士、一種証券外務員資格、年金アドバイザー3級、生命保険募集人資格、損害賠償保険募集人資格、心理士、ライフスタイルテラピスト

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