起業したらまずここから~手続き以外のこと~

起業女子の仕事

起業するといったい何をしないといけないのでしょうか。
会社を設立すると「法人設立届出書」、銀行口座の開設、社会保険の手続き、役員報酬の決定があります。
もちろんこれらは必要なことですが、並行してまずこれをしてほしいという2つのことをお伝えします。
起業するとやはり売上がどれぐらい上がるのかが一番気になりますね。
「起業したけれど、本当に稼げるのだろうか」と悩む人はぜひ実践してください。
この2つのことをするとすぐに成果が出て売上アップということではありませんが、やらないよりはやった方が絶対いいです。
実際、私はこれを実践することで1年前の自分、2年前の自分と比べて格段と成長しているのを実感しています。
周りからも「行動力がついたね」「以前に比べて冴えてきたよね」と評価されるようになりました。
50代起業女子でもできます!

「自分を知ってもらう」種まき活動を積極的にしよう

起業当初はまず積極的に「自分を知ってもらう」種まき活動に徹することです。
起業したことは誰も気づいてくれません。
その状態では誰も商品やサービスを買ってはくれないでしょう。
自分を知ってもらうことからスタートです。

準備するツールは2つです。

1【紙媒体】
✓名刺
ご自身の写真付きの名刺がおススメです。
相手に印象付けられます。
写真が恥ずかしい方は似顔絵などのイラストでもよいですが、できれば顔写真を入れましょう。
覚えていただくということが目的ですから、恥ずかしがらずに思いっきり笑顔の写真を名刺に入れましょう。
✓チラシ
名刺とセットでいつも持ち歩きましょう。
<チラシに載せたい必須項目>
・顔写真
・HPやSNSのアドレス
・LINEなどのQRコード
・店舗の地図

特に忘れがちなのが、地図です。
店舗のある方なら必須です。
住所だけだとイメージがしにくいからです。

また、名刺はサイズが小さく埋もれてしまう恐れもあるため、チラシも用意しましょう。

この2つはどちらも直接渡すことができるのが最大の強みですよね。

エピソード

起業後、自分へのご褒美にコートを買いに行った時のことです。
コート選びにすごく時間がかかったのですが、店員の方は一生懸命対応してくれました。
コートを買いたい理由を述べて、ふと思ったことが、「名刺をお渡ししよう」だったのです。
店員の方はもうすでに心を開いているため、名刺を受け取ってくれました。

こういう状況は日常でよくあることですよね。
自分を売りに行く時以外でも名刺を渡せることがあるのです。

2【WEB媒体】
✓自社のホームページ
✓ブログ
✓Facebook、Instagram、TwitterなどのSNS

自分の思いを伝えることのできるツールです。
会社員時代はFacebookのみでした。
会社員だと色々制約があって、好きなことを思いっきり書くことはできなかったです。
特に人事関係の仕事をしていたため会社のPRネタなど当たり障りのないことを書いていました。
自分の考えや体験したことの写真をアップすることにためらいを感じていましたが、今は全く違います。
自分の考え、思いを伝えられるのです。
これを使わない手はない!

でも作成する時間もないし、センスもない…

そんな方に私も使用しているデザインツールをご紹介します。

Canvaを使えば、誰でも簡単にプロ並みのデザインに!
とてもデザイン性が高く、しかも無料!
使い方を勉強しなくても、簡単作成!
SNSだけではなく、プレゼンテーション、はがき、フライヤーなどのテンプレートが豊富!

私はまず「インスタグラム投稿」から好きなデザインを使って作成し、Instagramにアップすると同時にFacebookとTwitterにも投稿します。
複数回投稿する手間が省け便利です。
時間短縮になります。
是非活用してみください。

以上、種まき活動に用意する2つのツールを紹介しました。
これは必須です。
これらの媒体は、いずれ誰かの目に留まるかもしれません。
その人が紹介、口コミで広げてくれるかもしれないのです。
種をまけばまくほど可能性が広がります。
どんどん手渡し、発信を恐れずにしていきましょう。
遠慮はいりません。
格好もつけてられません。
だって「商売」ですから。

知ってもらうと集客につながり、そして販売・サービスの提供をする、という一連の流れ。
まずは「知ってもらうこと」です。

ビジネスはいきなりお客様はやってきません。
ひとつひとつステップを踏みながら丁寧にした結果が売り上げにつながります。

自分への投資は怠らない

「女性起業家を取り巻く現状について」という総務省男女共同参画局が平成28年に作成した資料には、(データ:内閣府男女共同参画局「女性起業家を取り巻く現状について」
起業した女性が悩みの中で「経営知識(財務・会計を含む)の習得」と回答した方が一番多いのです。
しかし、この悩みは解決できない悩みではないですよね。

勉強をして知識をたくさん身につける

最低限の知識、学ぼうとする意欲や姿勢は必要です。
そのためには本を買ったり、起業や経営のセミナーに行ったりとお金が必要になりますが、決してお金を出すことを惜しまないことです。
身銭を切って学びましょう。

ただし、注意点があります。

高額商材はおすすめしない

何十万円する商材より本ならば1,500円~くらいの出費ですみます。
10冊買っても数万円本で学べます。
たしかに最初は不安で頼りたくなるのは事実です。
私もそうでした。

しかし、高額な商材やコンサルタントに初めからお金をかけるのではなく、起業後に売上が伸び悩んだ時にひとつの解決策として考えるのはいかがでしょうか。

とにかく、起業すると色んな経費が出ていきます。
思わぬ出費もあります。

決して高額商材やコンサルタントに頼ることが全くダメだということではありませんが、本当に価値のあるものかどうか見極める力が必要になりますね。

見極められない、少しでも不安があるならば、時期をずらすことも選択肢に入れましょう。

本を読む習慣をつける

本は人生を豊かにする最高のツールです。
起業に関する本ばかりではなく、たまにはジャンルを変えるのもいいですよね。
慣れないことをすると疲れてしまいますから。

本を読むことを習慣にする理由

新しい考え方や情報、アイデアに出会うことができるから

よりよい意思決定をする場合は選択肢が多いほうがいいです。
自分で判断する際、一つの情報ではなく、多方面から見比べることができます。
良い情報も悪い情報もあって普通です。
自分の目で自分なりに判断していきましょう。

そして知識を積み上げていくと、いつかどこかで一気に爆発します!

あぁでもない、こうでもない、とやる前から考えて動けないという状況を作らず、まずは行動してみましょう。

ビジネスでこれが正解、これがルールだ、というのはありません。
人によって正解は異なります。

なので、自分の正解を色々チャレンジしながら、試行錯誤しながら、行動していきながら、自分の正解を見つけていきましょう。

プロフィール


 

zeronuko(ゼロヌコ)

◆50代二児のママ
◆大阪市在住
◆27年勤めた会社を辞め令和1年不動産会社AnzRealEstateを設立。
起業、子育て、人間関係等過去の経験からお役立ち情報を発信します。
◆宅地建物取引士、AFP、二級ファイナンシャル・プランニング技能士、一種証券外務員資格、年金アドバイザー3級、生命保険募集人資格、損害賠償保険募集人資格、心理士、ライフスタイルテラピスト

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