「50年も生きてきたのに、私って話べた。あの人はなぜあんなに話が上手で引き付けられるのだろうか…。」
そう思ったことはありませんか?
私も自分の語彙力のなさに呆れていたことがありました。
話が上手な人って何か特別な才能があるのでしょうか?
いいえ、そうではありません。
才能ではなくテクニックということがわかりました!
長年勤めた会社で人材育成の仕事を10年以上携わったzeronukoがその時に教えていただいたこと、学んだことをお伝えします。
これであなたも話し上手なキラキラ女性!
なぜ話し上手なのか?
なぜあの人は上手にお話ができるのだろう?
その理由は、たとえ話や小話、雑学を盛り込んで話をしているからです。
同じ話をしても、小話などを盛り込むことで聞く人の納得性を高め、知的興味をかきたてます。
では、どうすればたとえ話や小話を盛り込めるのか?
それは、普段から本などを読んで、心の琴線(きんせん)に触れる小話に遭遇した時には、メモをして、次にこれを咀嚼(そしゃく)して話の中にこの小話を折り込むことです。
そのためには日常的に幅広い読書や情報収集、そして「ひらめき」を感じるセンスが必要になります。
いやいや、そんな時間やひらめきなんてないですよ
大丈夫です!
私が実際にやっていることとすぐに使えそうな小話をお伝えします。
このように、「技」「やり方」を身に付ければいいのです!
これを続けていくことで自然とひらめきも感じるようになります。
自分が「これがいいな」と思うものでいいのです。
それでは次に、会社員時代に私が教えてもらった100の小話集や心に残る名言集のうち、アラフィフ女性にしっくりくるかなと感じた7つをお伝えします。
zeronuko小話集7選
若さ
サミュエル・ウルマン(1840~1927)は、若さに関して有名な言葉を残しています。
「若さとは、人生のある時期のことではなく、心の在り方のこと。・・・人は歳月を重ねたから老いるので把握、理想を失う時に老いる。歳月は皮膚にしわを刻むが、情熱の消滅は魂にしわを刻む」
※これは誰もが納得する言葉ではないでしょうか。
自分より年上の女性を見ると、なかには歳を重ねた年齢であっても生気があり若々しい人もいます。
その若さの秘訣は、情熱、理想、そして健康ということになるでしょう。
歳を重ねるにしたがって肉体的に衰えるのは避けられませんが、いつまでも精気溢れる一生を送りたいものですね。
われ以外みなわが師
有名な吉川英治の言葉です。「我以外皆我師」と書きます。
漢語みたいですね。
※自分以外はすべてどんな人でもわが先生と吉川英治は言っています。
謙虚な言葉ですね。
どんな人にも学ぶべき点があります。
良ければ良いように、悪ければ反面教師として教えられることが多いですね。
いつも謙虚でなんでも吸収しようという心を持つ、今からでも全然遅くないです。
生涯学習
江戸時代の儒学者佐藤一斎がその著書「言志四録」(げんししろく)の中で「若くして学べばすなわち壮にして為すあり・・・」と一生にわたり学習をしようと言っています。
※まさに生涯学習の意義を的確に表している言葉ですね。
人はやはりいつの時代にあっても、「年齢を重ねても生涯学び続ける」ことが肝要です。
虫の目、鳥の目
虫の目は地を這うような狭い視野の目を意味し、鳥の目は上空高くから全体を鳥瞰する広い視野の目を意味します。
※とかく虫の目で世の中を見がち。
しかし、世の中の変化が激しい今、鳥の目で物事を見る必要があります。
そのためには、あらゆることに関心を持って、視野を広げていくことが大事ですね。
ハロー効果
誤解の心理の一つに「ハロー効果」(halo)があります。
あるものを評価する時に、特徴に左右されて評価が歪められてしまうことです。
例えば「イケメンだから性格も頭もいいだろう」「高学歴だから信頼できるだろう」「身なりがいいからお金持ちに違いない」と思う心理のことです。
※日常生活によくありそうなことですね。
物事や人物はうわべだけでなく、よく吟味して判断すべきであって、思い込みや即断することのないよう注意する必要があります。
これからだんだんと判断力が劣ってくる可能性があります。
だまされない、詐欺にあわないためにも必要なことですね。
一輪咲いても花は花
たくさん花が咲いているのを見るともちろん「美しい」という表現を通り越して神秘的さえありますね。
しかし、ひとつだけ咲いていても花は花。
目立たなくても本質的には変わりません。
※一生懸命に生きている人の命の火は静かに燃えてやむことはありません。
自分は誰かより劣っていると感じなくてもいいのです!
一隅(いちぐう)を照らす
これは比叡山延暦寺の開祖、最澄が言った言葉で、「一隅を照らす、これ即ち(すなわち)国宝なり」からきています。
「一隅」とは「片すみ」のことで、意味としては、どのようなことよりも片すみにある誰も気づかないようなことにきちんと取り組むような人が国の宝(尊い人)である」という意味です。
※誰もが注目するようなところで活躍することばかりが良いとは限りません。
一人ひとりがそれぞれの持ち場で全力を尽くし「一隅を照らしていく」ことこそが役目であり、それが積み重なっていくことで世の中が出来上がっていくのだということです。
人生後半戦だから派手に、目立つことをやってみたいとついつい思いがちですが、どこかの片すみで誰の目にも止まらないようなものに目を向けて活動することも、同じように立派だということを忘れてはいけませんね。
そうすることで「存在感のある人」「頼りがいのある人」と言われるでしょう。
以上、私が集めた小話集、名言集の中でアラフィフ女性に知ってもらいたい学びや存在感に関するものを選びました。
その理由は、年齢を言い訳に何もしない、とならないことを願っているからです。
「もう歳をとったからできない」ではなく「歳をとったからできないと思ったら、今すぐやったほうがいい」ので、小さなことであっても思い立ったらコツコツと実行していきましょう。
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